日本人男性の平均サイズは本当に13センチ？ペニスの測り方を紹介

男同士で話題になるペニスのサイズ。男性なら大きさに悩んだことが一度はあるはずです。

心配しなくても大丈夫です。NHKの「教えて！性の神さま」では、このように結論しています。

• 大きいほど快感を与えられる
  医学的事実はない
• トレーニングや薬などで
  大きくなることもない
• そもそも女性は平均的なサイズを知らない

多くの女性誌のアンケートでも「大きさよりも気持ち」という回答がほとんどです。大きさを気にする必要はありません。

とはいえ、やはり気になるペニスのサイズ。

日本人の平均サイズは「勃起時で13センチ」とされていますが、疑問に感じたことはありませんか？

正確な測り方は分かりませんし、自己申告だと見栄を張る男性もいるでしょうから、平均データも信用できません。

大東製薬によると、「学術的に信頼できる平均データは存在しない」とされています。

ペニスの大きさの平均値については諸説ありますが、特に完全勃起時のペニスの大きさについては、学術的に認められている調査データを入手しておりません。

海外で陰茎延長術の適応となる大きさに関する報告はありますが、しかるべき学会のガイドラインとして合意された基準値を確認できておりませんし、日本人男性に適応できる基準かどうかの議論もあると思います。混乱を避けるため拙文では触れません。

男性器の大きさについて https://daito-p.co.jp/essay/penil_size.html

つまり、13センチ以下でも心配無用なのです。

でも「日本男性のペニスサイズの平均は13センチ」というデータの出所は気になりますし、そもそも測り方も気になりますよね？

そこで、男性の疑問にお答えしようとこちらの2点を調査しました。

それでは解説していきましょう。

結果が大きく変わるペニスサイズの測り方3種類

ペニスの測り方は3種類あり、方法によって結果は大きく変わります。

それぞれの測り方を解説しましょう。

水平測定法

水平測定法は、皆さんがイメージしているような測定方法だと思います。

立った状態で勃起したペニスを床と水平にして、上側（裏スジではない方）の根本に定規を当てて、先端までを測る方法です。

思春期のころに、一度は試したことがあるのではないでしょうか。

ポイントは、お腹の方に定規を強く押し当てないこと。身長を測るときに背伸びするのと同じで、本来のサイズよりも大きくなってしまいます。

見栄を張ろうとしてはいけません。

恥骨測定法

水平測定法では、太っている人はお腹の脂肪に邪魔されてしまい、平均サイズよりも小さい結果が出てしまいます。

水平測定法ではお腹の方に定規を押し当てるのはNGでしたが、こちらはペニスの根本にある恥骨から測る必要があります。強く定規を押し付けてください。

泌尿器科で利用されている「医学的なペニスの測り方」になるので、「恥骨測定法が正しい測り方」と言われています。

わかりやすい動画を見つけたのでご紹介。

非勃起測定法

勃起時のサイズを測るのがベストなのですが、なかなか勃起できない人もいます。

その状態で測ると当たり前ですが、勃起時よりもペニスサイズが短くなるため、正しい測り方とは言えません。

そこで登場するのが非勃起測定法です。

仰向けになって、フニャフニャのペニスの先端をつまみ上げて計測してください。

包茎手術の際に行われる計測方法で、病院で勃起させるのが難しいことから誕生した方法です。

このほかにもペニスサイズの測り方はありますが、自己満足的な方法しかないので割愛しています。

「日本人男性の平均ペニスサイズ13センチ」は気にしなくても大丈夫

ペニスの測り方は3つありますが、「正確な測り方はこれです」と決まっているわけではありません。

「平均サイズが13センチ」と言われるのは主に、泌尿器科のデータや医師のコメントによるものだそうです。

泌尿器科医のコメント等を総合しますと、一般に日本人の完全勃起時の長さの平均は13cm前後と言われているようです。

男性器の大きさについて https://daito-p.co.jp/essay/penil_size.html

それは恥骨測定法によって導き出されたものなのか、非勃起測定法によるものなのか分かりません。

病院で勃起することなんて滅多にありませんし、そもままサイズを測ることもないでしょう。

仮想空間なら病院でも勃起できますが、リアルでは包茎手術の際に非勃起状態でサイズを測るぐらいでしょう。

つまり普通に考えると、非勃起測定法で測った平均サイズが約13センチということになります。

「13センチ」という言葉に踊らされる必要はないのです。

補足：医学界はペニスサイズに関心はない

医学界では、極端に小さなペニスは問題視されますが、「射精できて妊娠できればどうでもいい」ぐらいの認識です。

明らかな発育不全でない限り、医療の対象にされないようです。というのは、QOLの観点があるとはいえ、基本的には腟内に射精して妊娠できれば、医学的な問題としては捉えにくいためと思われます。

男性器の大きさについて https://daito-p.co.jp/essay/penil_size.html

もっと言えば、ペニスのサイズは男性しか気にしていません。女性は極端に大きかったり、小さい時にするぐらいです。

もしも子供の頃から小さくてサイズが同じで悩んでいるのなら一度、泌尿器科に行って相談してみましょう。

ペニスサイズで悩まず相手を思いやることが大事

おそらく「俺のちっちゃいなあ」と思っている男性の測り方は、水平測定法だと思います。

太っている人なら数センチはアップするでしょうし、普通体型の男性でも1センチぐらいはサイズアップするはずです。

1センチのアップは、大きく自信がつきます。

ついでに言うと「ペニスは大きければいい」というのは都市伝説ですし、大きすぎると困る女性も多数。

「大きくてHが下手なら地獄」という女性もいます。

ペニスのサイズに悩む必要はありません。それよりも「相手をどれだけ満足させられるか」の方が大事です。

なかなか相談しにくい悩みですが、セックスが上手になるための「ハウツー本」や「セックス講座VR」で、誰にも知られず学ぶこともできます。

ペニスサイズに悩む前に、相手を想いやる。そんな男性を目指したいですね。